生産
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生産
私たちは、TPSを軸とした変動に強い生産ラインづくりを推進すると共に、シンプルでスリムなモノづくりを実践しています。あらゆる無駄を排除し、SQCD(安全・品質・コスト・納期)に対するたゆまぬ改善活動を通じて、働きがいのある職場づくりを目指しています。
アクスルユニットの製造工程
ハイポイドギヤの加工
エンジンの駆動力をタイヤに伝えるハイポイドギヤは、高強度と静粛性が要求されます。
歯切加工から熱処理を経てラッピングと呼ばれる最終仕上げ加工まで一貫した生産システムで高品質と低コストを実現しています。
高精度な歯切加工により、設定された歯面形状に仕上げます。
複雑な3次元曲面である歯面を精密に測定し、加工誤差をフィードバックします。
連続浸炭焼入炉での熱処理により、ギヤの強度・耐久性がアップします。
アクスルハウジングの加工
車両重量を支えるアクスルハウジングはプレス成形された鋼板でできており、チューブとブラケット類が溶接された後、デフキャリヤやブレーキ取付面の機械加工が施されます。その後、塗装され組立工程へ運ばれます。
溶接ロボットにより、ハウジング本体にブラケット類が溶接されます。
ハウジング自動加工ラインで種々の部品取付部が加工されます。
次に塗装ラインの洗浄・塗装・乾燥工程を経て組立ラインへ運ばれます。
アクスルユニットの組立
加工したギヤ、シャフト、ケース等をアクスルハウジングに組込みアクスルユニットが完成します。完成したアクスルユニットはオイルが封入され、回転確認とエアもれチェックされた後、自動車メーカーへ納入されます。
デフキャリヤケースにギヤセットを組込んだ後、歯当りと回転音を確認します。
ハウジングにデフキャリヤやブレーキ等を組込み、最終検査を経てアクスルが完成します。
完成したアクスルユニットはジャストインタイムで自動車メーカーへ納入されます。